2006.12.14 平成18年度学外実習および芳藍祭報告会 毎年,その年に行われた実習での体験を報告する会を開いています。
翌年以降に実習へ行くことになる学生さんにとっては,実際に実習へ行った先輩方からその経験を聴くことのできる貴重な機会でした。
司会などは3年生が中心となって行い,非常にスムーズに運営されました。運営を担ってくれた学生さんたち,お疲れ様でした。
としておりましたが,約200名の出席のもと,2時間に渡り熱心に報告がおこなわれました。
報告会の様子はこちら。
報告会の概要
日時: 平成18年12月14日(木)16:35〜18:30
場所: R101
〈第I部 教育実習・養護実習・看護臨床実習・介護等体験実習報告会〉
1.開会の挨拶 3年生
2.実習報告
(1)教育実習(保健)
・中学校 4年:3名から報告
・高等学校 4年:3名から報告
(2)養護実習
・小学校 4年:1名から報告
・中学校 4年:1名から報告
・高等学校 4年:1名から報告
・中・高等学校 4年:1名から報告
(3)看護臨床実習
・県内病院 3年:1名から報告
・県外病院 3年:2名から報告
(4)介護等体験実習
・老人デイサービスセンター 3年:1名から報告
・知的障害者更生施設(入所) 3年:1名から報告
・児童養護施設 3年:1名から報告
・障害児教育諸学校 3年:1名から報告
3.質疑応答
4.講評 教育実習(保健) 鈴木先生
養護実習 西岡先生
看護臨床実習 棟方先生
〈第II部 芳藍祭報告会〉
1.開会の挨拶 3年生
2.芳藍祭の報告 3年芳藍祭委員
3.総評 川内先生
鈴木先生からの講評(抄)
学生さんが、実習で多くのことを学び、充実した日々を過ごしたことがよく伝わってきました。教員採用状況をはじめ、教育を取り巻く環境は厳しいものがありますが、実習によって教員への志望を更に強くする学生さんは多くいます。これから実習に行くことになる後輩の学生さんたちも、十分な準備を行って実習に臨み、得るものの多い実習となるよう努めてください。
西岡先生からの講評(抄)
実習を受け入れてくださる学校現場(保健室)は、たいへん多忙です。あまりにも無自覚な実習生は保健室運営の妨げにすらなりかねません。実習前にあらかじめマスターしておくべき事柄は、確実に身に付けておきましょう。大学でのすべての授業が、実習における重要な基礎となります。そのような意識を持って授業に臨んでください。
棟方先生からの講評(抄)
看護臨床実習は学校での実習と異なり、将来病院で働くことのない実習生を受け入れていただき、指導していただくわけです。よりしっかりとした事前の準備を行い、実習させていただく各診療科ごとに明確な目的意識を持って病院実習へ行ってください。
川内先生からの総評(抄)
2時間という予定の倍ほども長い時間となりましたが、報告内容も充実し、聞き手は熱心にメモを取り、すばらしい報告会でした。来年以降に各実習へ行く皆さんは、今日の先輩方の報告をよく反芻し、疑問点はこれからの授業などで解消して,先輩方よりも更に充実した実習をおこなってこられるよう努めてください。
最後に、報告してくださった学生さんたち、素晴らしい報告をありがとうございました。感動して涙がこぼれそうなほどでした。
(講評及び総評の文責:棟方)
〈参考〉実習の種類
| 実習場所 | 履修学年 | 標準期間 | 介護等体験実習 | 社会福祉施設,養護学校等 | 3年次 | 計1週間 | 看護臨床実習 | 地域の基幹的な総合病院を中心とした病院 | 3年次 | 2週間 | 養護実習 | 出身校等(養護教諭としての実習) | 4年次 | 3週間 | 保健実習 | 出身校等(教科「保健」教諭としての実習) | 4年次 | 3週間 | |