柄井(からい)氏。号、川柳。通称、八右衛門。享保3年(1718年)江戸生まれ。広く句を募り、秀句を選んで刊行するという「万句合興行」を、宝暦7年(1757年)から始め、明和4年(1767)には23000余句を集めるなど、江戸第一の人気を誇った。現在の「川柳」は、当時は「前句付」と呼ばれ、柄井の選んだ前句付ということで、「川柳点前句付」と言われていた。「凩やあとで芽を吹け川柳」の辞世を遺して、寛政2年(1790)、73歳で没した。川柳の名は代々受け継がれ、昭和3年に没した十世川柳まで続いた。

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