当科のご案内
四国大学看護学部は、大学の建学精神である『全人的自立』に基づき、看護の基礎的知識・技術を修得し、常に変化向上する保健医療福祉に対応できる自己教育力を高めることにより、地域社会の人々の健康促進に貢献できる看護専門職者を育成するための教育を行うことを目的としています。
現在、少子高齢化の進展に伴い、生活習慣病の増加や在宅や施設などでの医療・看護のニーズの高まりによって、人々の健康水準の保持・向上が難しくなっています。そこで、本看護学部では、看護に関する確かな知識と技術を身につけ、病気の人や子どもたち、お年寄り、働く人々を大切にして、さまざまな変化にも適切に対応できる、「やさしくて、賢い」看護職の育成を目指しています。
看護職は、健康支援の側面から人の人生に深くかかわる職業です。「命の誕生」の瞬間から成長期の子ども、社会活動期の成人、成熟期の高齢者等の人々への支援、そして「人生の終焉」の後まで個人と家族に寄り添う専門職です。そのため、看護者には、豊かな人間性、進歩する医療に対応できる学修力が求められています。
そこで、四国大学看護学部では、これらの実現に向けて講義・演習・臨地実習を準備し、学生一人ひとりに寄り添った支援を行う体制を整えています。また、4年間の学修を通して、学生が個々に「看護とは何か」を考え、育てていけるよう独自の取り組みも行っています。看護師・保健師・助産師の各国家試験受験資格や養護教諭・高等学校教員の教員免許取得の学修だけでなく、看護の学びを活かした「スポーツ救護ボランティア」などのボランティア活動に取り組んでいます。
さらに、専門性を深める大学院看護学研究科を設置し、社会で活躍している看護職者の学び直しの場を提供し、私立看護系大学では数少ない大学院における「助産師国家試験受験資格」取得の課程も準備しています。ぜひ、夢をかなえ、社会貢献ができる看護職者として未来に羽ばたける場として活用してください。
四国大学は令和7年(2025年)に学園創立100周年を迎えますが、本看護学部の教育は始まったばかりです。今後も、日々発展向上する医療の変化に伴い、医療職者として社会に貢献ができるよう、社会が求める有意な人材を育てる努力を続けてまいります。
教育方針
看護の知識・技術とともに人間力を身につける
人々に提供される看護の質は、「それを行う看護者の教育の質」と「生来の資質」に左右されます。そこで、専門的な看護学の学びと並行して、30単位に及ぶ共通教養科目をはじめとした、教養を深め思考力を養うカリキュラムを設置しました。また、1年次より地域の人たちが、どのような場で生活しているのかを知り看護に活かせるよう学びます。
看護職の活躍の場は、病院だけでなく、地域や家庭にまで拡大しています。「人が生活するところすべてに看護職が存在」します。それらの場所では知識や技術はもちろん、自分で考え判断する力が求められます。豊富な授業科目の講義や演習、ゼミナールを通して、それらの力を養います。長年、看護教育の現場で活躍し、教育・研究実績の豊富な教師陣のもと、たしかな知識と技術、問題解決能力を培います。
教員組織
令和7年4月現在
看護学部長 教授 |
檀原 いづみ |
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看護学研究科長 教授 |
池田恵美子 |
教授 | 磯谷俊明 |
教授 | 植松裕子 |
教授 | 大野裕美 |
教授 | 鈴木智子 |
教授 | 辻 京子 |
教授 | 中井大輔 |
教授 | 西田絵美 |
教授 | 藤代知美 |
教授 | 松尾恭子 |
教授 | 山口 豪 |
准教授 | 久保幸子 |
准教授 | 栗本佐知子 |
准教授 | 永吉 円 |
准教授 | 新居アユ子 |
准教授 | 二本柳 圭 |
准教授 | 横関恵美子 |
講師 | 大串晃弘 |
講師 | 岡田佳子 |
講師 | 桟敷久美子 |
講師 | 三木章代 |
講師 | 湯浅貴実子 |
講師 | 吉村尚美 |
講師 | 渡部光恵 |
助教 | 大畠美智子 |
助教 | 三木俊貴 |
助教 | 米田好美 |