特色ある取組み

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スポーツ救護ボランティア

看護学科の特色ある取り組みとして「スポーツ救護ボランティア研修」を令和2年度よりスタートさせました。この研修では、スポーツ現場で多い捻挫・打撲・骨折や熱中症、緊急対応が必要な心停止などに関する知識を学び、また三角巾やテーピング、骨折の固定方法などを学生同士で行うことで、より実践的な知識や技術の習得を目指しています。身体やスポーツによるケガの知識を問う検定試験である「スポーツ医学検定」が令和3年度から本学でも受検できるようになったため、研修に参加する学生の目標の1つになっています。研修には1年生から4年生までのスポーツ救護に関心のある学生が集まっているため、学生同士が学年を超えて交流する機会にもなっています。新型コロナウイルスの蔓延により多くのスポーツイベントが中止になっていますが、研修を修了した学生は、とくしまマラソンなどのスポーツイベントに救護ボランティアとして参加できる日を心待ちにしています。

スポーツ救護ボランティア
スポーツ救護ボランティア
スポーツ救護ボランティア
スポーツ救護ボランティア

四国大学看護学部では、スポーツ救護に関する研修を行っています。
その学びの集大成として「とくしまマラソン2025」の救護ボランティアに参加しました。私たちはフィニッシュ救護所で活動し、完走したランナーの皆さんの達成感あふれる表情や、感動の瞬間に立ち会うことができました。救護を通じてマラソンの感動を支える喜びを実感し、来年もぜひこの貴重な経験を活かして、とくしまマラソンを盛り上げていきたいと思います!

スポーツ救護ボランティア

学生GP(Good Practice)活動

① 次世代ナイチンゲールプロジェクト~入浴を科学する~

四国大学では学生が自主的に取り組む教育研究、課外活動等を支援する制度(学生GP)があります。看護学部でも、現在山口准教授の支援のもと、【次世代ナイチンゲールプロジェクト~入浴を科学する~】を実施しています。
このプロジェクトでは入浴前後の身体の変化を超音波ドプラー血流測定装置やサーモグラフィーカメラ等で測定し、実験を通して入浴による死亡事故を減らすことを目的にしています。現在14名の学生が、この取り組みに参加しており、その成果をゼミや看護研究発表会で発表しています。今後は学会でも発表できるようトレーニングを積んでいます。

学生GP

みんなが和気あいあいと

学生GP

ゼミ発表後(お疲れ様でした)

学生GP

ドプラ装置にて血流データ測定(入浴中)

学生GP

学会発表等(今回は支援教員が代理で学会発表)

② 徳島と世界を繋ぐ看護学生と留学生の防災活動

災害時、外国人は、言葉の壁により災害に関する情報を入手できなかったり、救急対応に困難を感じていることが明らかになっています。本学も多数の留学生が在籍しています。看護学生が防災教育や災害看護で学習したことを生かし、留学生を支援していきたいと考えました。看護学生が留学生と共に自身の生命と健康を守ることができるように一緒に考えていくプロジェクトです。
実際の活動は、新型コロナ感染症の蔓延で実施できず、次年度に延期されました。

交流会

1年生後期の「キャリア形成入門」の科目において、クラスメイトとの交流によって、自分にとっての自分、社会の中での自分を見つめ、看護職としての自分の人生について考えます。
また、クラス終盤に開催する卒業後社会で活躍している先輩方との交流会は、看護師、助産師、保健師、養護教諭、として働く現場の様子ややりがいを聴き、看護を学ぶ意欲を高める良い機会となっています。

交流会

交流会

交流会

研修旅行

地域医療関係施設研修

四国大学看護学部では、地域の健康を守り、その向上に情熱を傾ける未来の看護師を育成することが使命の1つとして考えています。この目標を達成するために、看護学部では、実際の医療現場へ赴き、多彩な専門家から直接学び、実践的な知識を深める機会として、地域医療関係施設研修を企画しています。この研修プログラムは、徳島県の息をのむような自然美と豊かな文化が織りなす南部や西部地域に特に焦点を当てています。これらの地域で求められる特有の医療ニーズに応えるために奮闘する医療施設の先進的な取り組みに触れることで、地域医療のリアルな現状と直面する課題を肌で感じることができます。この貴重な体験を通じて、地域社会の健康を支え、向上させることに貢献できる真のプロフェッショナルとしての確かな基盤を築いていきます。

地域医療関係施設研修は3年次の年度末に開催されました。コロナ禍の今回は、総合病院の災害対策と在宅医療、診療所のへき地医療に対する取り組みについて医療職種の皆様より遠隔講義を頂戴し、徳島県地域医療における現状と課題について多くの学生が理解できました。また、就職活動前に地域医療に触れる機会になりました。地域医療施設の皆様へ感謝申し上げます。 

研修旅行

国際交流活動

多様な価値観を理解し柔軟な思考ができるような看護師になるために、本学の留学生と異文化コミュニケーションを行っています。バングラデシュ、ネパール、インドネシア、中国、ベトナム等の留学生に日本の生活で戸惑ったことを質問したり、食習慣や冠婚葬祭等の風習の違い、各国の医療福祉制度等のテーマで少人数グループにわかれて、ディスカッションを行いました。

国際交流活動
国際交流活動
国際交流活動

<掲載許可を得ています>

徳島市男女共同参画社会の創造を目指す啓発イベントに
パネリストとして参加

2021フェスティバルあい ミニイベント
~「だれもが人として心豊に生きることができる男女共同参画社会の創造」を目指して~

徳島市男女共同参画社会の創造を目指す啓発イベントにパネリストとして参加

日時:令和3年11月13日(土)
場所:アミコビル内 シビックセンター活動室

内容

四国大学看護学部看護学科2年生8名小島莉子さん、市原優美華さん、稲井愛己さん、馬見恵理子さん、上橋知沙さん、衣巻美咲さん、木下真歩さん、白木美涼さんは、徳島市男女共同参画社会の創造を目指す啓発イベントで、1年生の時に受講した女性学でのグループ学習をもとに「新型コロナウイルス感染症に伴うDVの現状」というテーマで発表を行いました。
第5次男女共同参画基本計画の中で、暴力は自己肯定感や自尊感情を失わせるなど、心への影響も大きく、その後の人生に大きな支障をきたすなど深刻な問題であると述べられていることから、暴力根絶にはジェンダーに対する理解を深め、社会における男女間の格差是正及び意識改革が重要であり、学生としてジェンダーについての理解を深めていくことが大切だと、今後の課題についても発表しました。
看護者は、病院や地域、そしてこれから妊娠・出産・子どもを育てていく若者への教育などにも携わる専門職です。四国大学で学ぶ学生が、大学内だけの学びにとどまらず、さらに学びを活かして“男性・女性・LGBTQにとらわれることのない皆が活躍できる社会”へつなげていく人材へと、育っていってくれていることを、大変嬉しく思います。
(女性学担当:母性・助産学領域 永吉 円)

活動写真

徳島市男女共同参画社会の創造を目指す啓発イベントにパネリストとして参加
徳島市男女共同参画社会の創造を目指す啓発イベントにパネリストとして参加

教育研究のご紹介

四国大学の融合研究所では学部を超えた教育・研究が行われています。
その一つをご紹介。
令和4年度次世代ICT教育開発研究会の活動です。
メタバースを体験し教育医療の現場における活動を模索中。

教育研究のご紹介

児童学科の奥村教授よりご指導受け、まずは教員間で体験。

課外授業の様子

四国大学看護学部では、課外授業として「スポーツ救護」のプログラムを設けております。看護学部教員(整形外科医や循環器を専門とする看護師)が身体の構造やスポーツ医学について解説し、救急時の搬送法、外傷の処置、心肺蘇生などを実習します。また「スポーツ医学検定(1~3級)」を団体受検し、学生たちのモチベーション向上に役立っております。
これからの看護職は、社会に広く出て病院でも病院外でも活躍できる存在になって欲しいと思います。四国大学には「とくしまマラソン」や「県陸上競技協会(2022年はインターハイ)」などから看護学部学生の派遣要請があり、スポーツ救護実践の場として地域貢献もしております。

課外授業の様子

芳藍祭

大腸がん・乳がん・肺がんについて原因や予防方法についてポスター展示を行いました。ポスターを見ると答えられるクイズを作成し、楽しみながら内容を理解してもらえるよう工夫しました。がん検診についてはリーフレットを作成し配布しました。AWAがん対策募金との共催では、身近な人にがん検診を勧めるハガキを書くコーナーを設置し、メッセージを添えて送るハガキ作成を来場者に呼びかけました。また防災に対する意識を高めるため、災害への備えについてポスターを展示し、避難所で使用できるダンボールベッドやトイレの体験コーナーを設けました。2日間で630人余りの来場者があり、がん検診については、自分自身が受けようと思った、家族や友人に勧めようと思ったと回答した人の割合がどちらも約9割と関心を示していただくことができました。防災コーナーでは、「自宅での備えを再確認しようと思った」、「段ボールベッドが意外と頑丈であった」などのご意見をいただき、災害時の備えについて考えていただく機会となったと思います。看護学科の学生がポスター作成をはじめ展示ブースの設営、呼びかけなど一致団結して取り組み、多くの方の来場により盛況を収めることができました。

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

日程:令和4年11月12日(土)・13日(日)
場所:四国大学 A館ロビー

【イベント内容】

四国大学 大学祭「芳藍祭」では、がん検診の必要性について関心をもってもらうため、看護学部の学生が、乳がん・大腸がん・肺がんの原因や症状、検査・治療方法、予防方法やセルフチェックの方法について、ポスター展示とがん検診の種類や対象者、肺がんの早期発見や予防等については、リーフレットを作成し配布しました。
看護学部2年生・1年生を中心に運営し、2日間の来場者の総数は303名でした。アンケートの結果、95%以上から、「がん検診を受けようと思った」「家族や友人にがん検診を勧めたい」との回答が得られました。学内審査の結果、“感動賞”を受賞しました。おめでとう!

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度芳藍祭

令和4年度 ホームカミング2022

本学看護学部を卒業した既卒生が参加してくれました。
卒業したばかりの方から第1期生の方まで臨床現場や教育現場で活躍しています。
ウェルカムセレモニーのあと交流会を行い、学年を超えて仕事ことを相談!?しました。

令和4年度 ホームカミング2022

マスク着用でしたが懐かしい皆さまです。