SVSU長期留学生からのメッセージ


  国際文化学科3年 長谷 明日香さん   


 平成23年7月30日から平成24年4月30日まで、私はアメリカ合衆国のミシガン州にあるサギノーバレー州立大学に語学留学をしていました。アメリカでの生活に慣れるために、初めの1ヶ月間は短期留学生と一緒に短期プログラムに参加し、2ヶ月目からは2学期間、学生寮で住みながら大学の授業を受けました。1学期目は留学生専用の授業を受けました。日本とは異なるシステムで、自分なりのペースをつかむまでに時間がかかりました。また、ホームシックにもなり勉学に集中できなかった時期もありましたが、日本にいる家族や友達、一緒に留学していた同級生や先輩に助けられ、
常に高い意識を持って勉学に集中することができました。2学期目からは現地の学生さんに混ざって自分の興味のある授業を受けました。英語のレベルも一気に上がり、1学期目とは比べものにならないほど大変で授業についていくだけでも精一杯でしたが、周りの人の励ましのおかげで乗り切ることができました。
 また、9ヶ月間の留学生活で私は英語の上達に加え、人間としても成長できたと感じます。様々な国籍の人に出会い、自分自身でたくさんのものを見て、聞いて、感じることで、たくさんのことを学びより広い視野を持つことができました。自立心も芽生え、精神的にも強くなれました。さらに、自分の中で最も変わった点として、普段近くにいる家族や友達の存在の大きさ、大切さに改めて気づけたことが挙げられます。普段距離が近すぎて感謝の気持ちを忘れがちになっていましたが、彼らの存在が私にとってものすごく心強いこと、彼らのような存在があるということがこの上なく幸せであるということを再認識しました。
 英語の上達以上のものを得られた、この留学は私の人生において非常に貴重な経験となりました。これからも、この経験を無駄にしないようより一層精進していきたいです。



  国際文化学科3年 山根 愛梨沙さん   


 私は、7月29日から4月29日まで9ヶ月間、アメリカに長期留学しました。私が滞在したところは、アメリカのミシガン州サギノー市です。サギノーは田舎でとても広大な土地ですが、大きなスーパーマーケットや少し出掛ければショッピングモールもあります。私が行ったサギノーバレー州立大学は、校舎も広く、中には、ハンバーガーやサンドウィッチ、ピザを売っているお店や、バイキングのお店、スターバックスも完備されていてとても便利です。また学生も多く、留学生や他国の編入生も多いし、留学生のための設備も整っていたので私にはとても過ごしやすい環境でした。
 私は、アメリカでは寮生活でした。3人のルームメイトのうち、2人はアメリカ人でした。授業が本格的に始まってからは、ほぼ毎日自炊をしていました。最初の4カ月、私はすべてELTという、留学生だけのクラスで英語を勉強しました。一日3つの授業があり、それぞれReading/Listening、Writing、Grammar分かれていました。それぞれ、先生も生徒も個性豊かで、とても楽しんで授業を受けることができました。4か月の授業と期末テストが終わると冬休みがあります。私は、長期の休暇を利用して、フロリダとニューヨークに行きました。それぞれサギノーとは全く違う風景や人ばかりで本当に楽しい思い出になりました。冬休みが終わると、また新しい学期が始まりました。私は、ELPの授業の他、心理学の授業もとっていました。この心理学は、アメリカ人の学生と一緒に受ける授業で、講義型でした。ELPとは違って、先生の話すスピードはとても速く、生徒への接し方も違っていました。講義形式の授業なので、先生がひたすら話し、それを生徒はひたすらノートに書き写すだけでした。授業が本格的に始まってからは、本当に時間が過ぎるのがとても早く感じ、あっという間に9ヶ月間も終わってしまいました。
 私は、この長期留学で、たくさんの数えきれない、人生で一度しかないだろうという経験を味わうことができました。アメリカ人だけでなく、中国人、サウジアラビア人などの私と同じ留学生のたくさんの友達もできました。またその中で、アメリカだけでなく、他の国々の文化や習慣も学ぶことができました。本当にアメリカで過ごしたこの9ヶ月間は私にとって人生の宝物です。そして、日本やアメリカで私を支えてくださった方々に本当に感謝しています。


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