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幼稚園や保育所、その他の福祉施設の内容や機能、子どもの発達、保育者の役割など実践現場で体験を通して理解するために、幼稚園や保育所、その他の福祉施設での実習があります。 |
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保育実習の感想 |
卒業生 佐瀧 実花 「おはようございます。」これは、私が常々心から大切にしてきた言葉ですが、不安と緊張、期待をもって迎えた実習でも、子どもたち・先生方・保護者の方と心を開き合うもとになったと思います。 私は2年間で2週間ずつ計5回の実習を経験させていただき、子どもたちとふれあう生活を通してさまざまな発見がありました。また、子どもたちと一緒になって遊び、喜びや悲しみを共有したり、1人ひとりそれぞれに違った個性・能力をもった子どもたちとゆったりとかかわったりしました。なかでも遊びや食事など、それぞれの場面で目にする、子どもたちの可愛らしい姿、ほほえましい会話、楽しい発想などその1つひとつを受け入れ、認めていくことで、子どもたちと心の距離がぐっと近くなったように感じます。 また、2年生の設定保育では「今、興味のあることは何だろうか。」「子どもたちに伝えたい、経験させたい遊びは何だろうか。」と子どもの心に寄り添いながら保育案を立て、身近にある素材を用いた、製作活動「クルクル紙コプター」(紙とんぼ)を取り入れました。自分の思い通りにいかないことも多かったけれど「先生、次はこうしてみたらどう?」という子どもの声を耳にした時『ほっ』とし、計画どおりにすすめることも大切だが、それ以上に子どもの「〜したい」という思いを大切にすることで、遊びを新しく展開させることができ、子どもの主体性を大切にすることの必要性を実感させられました。 2週間という限られた時間を、どれだけ実りのあるものにできるか、それは自分の学ぼうとする姿勢や意欲次第だと思います。講義や、先輩からのアドバイス、また先生方のお話など、その1つひとつをしっかりと受け入れ実習に臨むことで、自分自身もそうであったように、そのときには分からなかったこともいつのまにか自分のものとして身についていることに気づくことができると思います。在学生の皆さん、子どもの幸せを考え、常に意欲的に学ぼうとする姿勢を忘れず、子どもとともに成長する保育者を目指し、頑張りましょう。 |